突然ですが、電子書籍を出版してみましたので、ちょっとお知らせをさせてください。






(海外サイトはこちら)
http://www.amazon.com/dp/B00SDWF66K



お手製感を隠しきれませんが、これでも頑張った方です・・・。

シンプルなタイトルのとおり、これから旅行や留学などでイギリス行きを考えている方、あるいは何となくでもイギリスに興味のある方に読んでもらえればと思って作りました。(ブログのまとめではありません)

イギリスのキホン情報に始まり、そこから一歩進んで、カルチャーや食事、生活が大体どのような感じなのか、これ一冊でざっとイギリスを「予習」できるような本にしたつもりです。

国際化が進む中、ビジネスで行かれる方も当然多いでしょうし、今は中学・高校で海外への研修旅行を実施するところも増えていますから、その保護者の方にも楽しんで頂けるかもしれません。
私が昔通っていた学校なども、いつの間にか修学旅行の行き先がイギリスに変わっていて、「10年遅く生まれればよかった!」と悔しがったものです。(でも引率の先生は大変でしょうね・・・。)


一話読み切り型、「6チャプター・全131話」の構成で、情報もできるだけ最新のものにアップデートしています。個人で作ったものなので、どうしても粗い所は残りますが、もしよろしかったら覗いてやってください。
(Kindle版ですが、スマホやiphoneでも読めます)


「このブログに書けばいいじゃないか」とも言われそうですが、私もやってみて気付いたのが、ブログというのは基本的に新しい記事が読まれるので、情報のストックにはあまり向きません。

逆に言えば、効率良くイギリスのことを知りたい!と情報を探す人たちにとっても不便ということであり、やはり本にまとめることにしました。
もちろん、かなりの時間をかけて書いてきたので、何か形にしたいという思いもありましたし、きちんとコピーライトを確保するという現実的な思惑もあります。



そもそも、なぜこんなものを作ったのかといいますと・・・

自分自身がイギリスにやってきた時、それは人生ではじめての海外生活であり、本当に大丈夫かな?とかなり不安でした。

事前に少しでも情報を取ろうとはしたのですが、本屋さんに並んでいるのはガイドブックか、そうでなければエッセイだったり、アカデミックでディープな本ばかり。
個人の旅行記でもなく、社会学や歴史本でもなく、もっと実戦的で、もっと初心者の目線、「これがあればイギリスの輪郭が見えてくる」という一冊が読みたかったのですが、そのようなものはなかったのです。


1.イギリス旅行者向け(ガイドブック) ⇒ 2.イギリス愛好家向け(美術、文学、歴史・・・)


なぜこの中間がないのか??? 
1だけではちょっと物足りないし、2になると一気にニッチになり、まるで甘口と激辛しかないカレーのようなものです。大ざっぱでいいからイギリスを知りたい、というアバウトなニーズを満たしてはくれません。


確かに、旅行にせよ、留学にせよ、駐在にせよ、ガイドブックは1冊持っていった方がいいと思います。マップ、地下鉄の路線図も付いていますし、観光&買い物スポットなどのデータが充実しているのはやはり便利。

けれど、ガイドブックというのは(当たり前ですが)エンターテイメントに偏っていて、かつポジティブで良いことばかり書いていますので、もう一歩か二歩、踏み込んだところにある現実的なカルチャーや生活になると、どうしても弱くなりがち。
実際にイギリスのガイドブックをパラパラ読んでいても、チップの払い方にしろ、治安への考え方にしろ、おすすめの食事やレストランにしろ、現地で生活している人間にとってみれば、「これはちょっと違うよね」という記載も結構あったりするものです。

そういう部分を本書でうまくカバーできればと思いますし、何より現地に行かれてからトラブルにならないよう、また逆に楽しみは倍増するよう、少しでもイギリス滞在のサポートになれれば何よりです。