いつだったか、イタリアからヒースローに向かう飛行機の中で、たまたま年配の日本人の女性と席が隣になったことがあります。

最初は一人で旅行されているのかと思いきや、どうも旦那さんとたまたま席が離れてしまったようで、
「旦那は後ろでイタリア人の若い娘と隣になれて楽しんでるようだから、私もいいのよ!」と、イタリア的で、開放的な発言が・・・。一体何をされるのかと思いましたが、心配をよそに、いろいろ普通のおしゃべりを楽しむことができました。

自分にとってはまだまだ先の話ではあるものの、リタイアして自由になってから海外を旅してまわるというのは、やっぱり楽しそうだなあ、とこの時思いましたね。
もちろん、そのためにはある程度経済的な余裕もないといけないので、なんとか頑張りたいところです。


ちなみに、私が子供の頃には海外旅行に行くという習慣などは全くなく、周りでもそんな話をほとんど聞いたことがなかったですね。海外というのは別世界のVIPな人たちが行くものだ、というイメージをずいぶん長い間持っていたような気がします。
今や年末やゴールデンウィークにもなると、大人のみならず、普段学校や塾でストレスを抱えた子供まで、「たまには羽休めを・・・」とテレビで堂々とコメントしていたりするわけですから、これは負けていられません。



さて、「イギリスの原風景を求めて・・・」などというと何かカッコイイですが、イギリスに着いてから、一番最初に私たちが目にするイギリスの風景はイヤでも空港です。

旅慣れた人は別として、海外は初めてという人だってそれなりにいるわけで、巨大なヒースロー空港に着いた時に、いったいどんな感じなのか?あらかじめ写真で見ておくと、安心かもしれません。


飛行機から降りると、黄色い表示板にしたがって「Arrivals」の方に向かって歩いていきます。

すると、この人だかりコーナーに突き当たることになるでしょう。これが以前の記事にも書いた、悪名高いイギリスのパスポート・コントロール。飛行機に預けた荷物を受け取る前にここを通過しないといけません。

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日本人は「All other passports」の方に進んでいき、ここでパスポートと記入済みの「入国カード」(immigration card)を提示し、入国審査を受けることになります。タイミングにもよると思いますが、30分待ちぐらいは全く珍しくありません。

出張などの場合は、勤めている会社の名前や、職種を聞かれたりすることはあるようです。
Who do you work for?」 これは勤め先を聞く時のお決まりの言い方で、知っておいて損はありません。

旅行の場合は別に突っ込まれることはないでしょう。ただ、知り合いや友人のイギリス人を訪ねてきたとか、余計なことを言うと、「ずっと滞在するかもしれない」という疑念を掻き立てることになるので、必要最小限に。



これが終われば、荷物のピックアップ。
普通に考えれば、この段階ではもうリラックスしていいはずなのですが、やはり稀に荷物の紛失(lost luggage)があるので、困りものです。
私の場合は、荷物が一向に出てこず、新年早々ここで1時間ぐらい待ちました・・・。

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そして、税関(customs)。
まるで信号のようですが、特に申告するものがなければ、緑の出口からそのまま出ていけばいいだけです。

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たまーに係員に引きとめられて、検査されている外国人を見かけたりします。あれは荷物を全部引っ張り出されるわけで、たまらないでしょうね。


税関ではありませんが、ヒースローの搭乗セキュリティチェックで、「マイナスイオン歯ブラシ」の金具で引っかかって、トータル手荷物検査を受けたことがあります。ただでさえ列で待たされて時間もないのに、「分解して」と言われて、これにはさすがにキレてやりました。
今考えれば、そんな気の利いた歯ブラシはイギリスにはありませんし、係員の判断はわりと正しかったのかもしれませんが・・・。

■ヒースロー空港(Heathrow airport)
■入国カード(immigration card)
■荷物の紛失、ロストラゲッジ(lost luggage)