そこまで大きな話題というわけでもありませんが、今日(10月9日)はイギリスの一つの選挙区
「Clacton」(クラクトン)ということろで補欠選挙があります。

「補欠選挙」は英語で「by-election」。
何らかの理由で議員(MP)が職を続けられなくなったとき、そのままにしておくわけにもいかない
ので、臨時的にその選挙区でもう一度選挙をやって、新たに議員を選ぶというもの。

今この話題がよくニュースに登場しているのは、その辞職が健康などのやむを得ない理由からでは
なくて、
「私、よその党に行かせて頂きます」 
という自己都合退職のようなものだからです。(このような「離脱」のことを「defection」といいます)

しかもそれが
①与党・保守党(Conservatives)から、「UKIP」(ユーキップ)という、EU脱退や移民反対を訴える
 右翼的な党への鞍替えであること。
 (※UKIP:「UK Independence Party」(イギリス独立党)の略)

②8月に一人、9月にもう一人と、続けて起こったこと。

で、これから総選挙に向けて地盤を固めたい保守党にちょっとしたショックを与えました。
やたらと「defection」という単語を聞きますから、今のキーワードの一つかもしれません。


この補欠選では、今回保守党を辞めた議員が、あらためてUKIPから立候補して、他の党からの
候補者と争うことになります。

一応またブックメーカーをのぞいてみますと・・・  
UKIP:1/50
※オッズの見方はこちら⇒ 「スコットランドは独立する?(6)」

この選挙区はUKIPに最も有利な場所と言われていて、やはりほとんど勝利が織り込まれています。

ちなみに10月9日は、キャメロン首相の48歳の誕生日。
党を変えるにしても、来年5月の総選挙まで待てばいいものを、なぜこのタイミングなのかと思います。
しかもひと月ズレでパラパラとやってきたので、これは鬱陶しいでしょうね。

■defect(離脱する)、defection(離脱)
■candidate(候補)