今夜のイギリスは、さすがに朝まで生テレビ状態。
投票率(turnout)の高さは目を見張るもので、各地区で80%、90%という数字が当たり前のように
出てきています。
一方BBCなど、主要メディアは出口調査の結果を出さず、今回はひたすら確実な開票を待つという
スタンスですから、今の時点では出てくる数字は投票率ばかり。

日本のメディアが、「大手調査会社が出口調査でYes派46、No派54」などと出し始めていますが、
どうなんでしょうね。2,000人弱を対象にした調査であることは、あまり伝えられてないような気が
しますが・・・。世論調査にしろ、出口調査にしろ、サンプル数などたかだか知れていますから、
今回のように投票者が多く、投票者の年齢差も大きく、地区によってもどちらを支持するか偏り
のあるvoteでの小規模出口調査など本当にただの参考でしかありませんね。

反対派が多数となることを予測しつつも、今回16歳に投票の権利を引き下げたこと、平日に実施
したことなどは明らかにNo派には不利な条件であり、このあたりは最後まで不気味です。
そう考えると、ブックメーカーが出していた20%の独立確率というのは、やっぱり妙な説得力がある
んですよね。

■exit poll(出口調査)

まだ起きている余力があれば、頑張ってアップデートいたします。